目指したいゴール像ー言葉で感情を表現できるようにする
先日、精神科医の発達障がいの講演を聞いてきました。
その先生のお話では、人はストレスを感じたら何かしら表現する生き物で、発達障がいの特性のある子は、ストレスを(問題)行動で表現しやすいとのこと。
医療でやりたいことは、 行動ではなく言葉で気持ちを表現できるように変えていくことだとおっしゃっていました。
例えば、子どもの行動で表れやすいのは、チックや髪の毛を抜くような常同行動やパニック行動などです。
これって、親としても子どもの状態の目指したいゴールの1つですよね。
言葉で表現できるように指導できればなぁと感じました。
ABA的に考えると、思い通りにならなくて子どもが癇癪をおこしたときに、主張を鵜呑みにすると、その行動が強化するので
まずは、泣いたりぐずった時はその意見を聞かないことを心がけてみたいと思います。
あとは、言葉で気持ちを表現できたときは、すかさず褒めるなどかな〜。
感情を言葉で表現するって、自閉スペクトラム症の傾向がある子は特に高度だと思うので、感情を代弁しつつ、「泣いているときは、その要求を聞きません」と断固拒否するのが理想かな。
外出時など人がいるときに、ぐずりを無視するのはとっても難しいですけどね…
ルールを徹底することを大事にしつつ、自分の心が辛い時は自分を大事にすることを優先したいと思います。
そうそう、環境がゆるせば、子どもと物理的に離れて要求をきかないという手もありますね^^