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息子は自閉症スペクトラム

2012年7月に誕生した息子りく(通称)。2014年4月(1歳9ヶ月)に自閉症スペクトラムの疑いが発覚。2016年3月(3歳8ヶ月)に自閉症スペクトラムの診断あり。療育は早ければ早い方がいい。身をもって体験中。

ピアノの習い事と発達について考える

りくは4歳数ヶ月でピアノを習いはじめました。始めて半年弱になります。

 

始めるきっかけのひとつは、家に置いてあったキーボードピアノで踏切の音を探して遊んだり、歌うことが好きだったりと、音楽を楽しむ姿がみえたこと。

もうひとつは、臨床心理士をしている友人が、習い事をするならピアノなどの楽器がいいよとすすめてくれたことです。

 

ピアノやエレクトーン、バイオリンをしていた友人が、カッコよく弾く姿をみて、私自身幼少期に習いたかったなぁと私自身の憧れがあります。また、楽器演奏という趣味があると、りくにとって、心を癒やしてくれる手立てができてよいなぁと思ったのもあります。

 

そして、頭の回転が早いなぁと思う友人に、幼いころから楽器を続けている共通項があったのもあり、脳の発達と楽器演奏は強い相関関係があるのではと感じました。

(この相関関係には、習い始めた後にすこし考えが変わりました。後述しますね)

 

一説によると、楽器の聴音と外国語のヒアリングする際に使う脳の場所が似ているという節もあるようです。

 

ピアノを習う際に悩んだのは、集団レッスンか個人レッスンにするかです。

気の散りやすい息子のりくにとって、集団レッスンより個人のほうがよいのですが、個人レッスンだと先生との相性が如実にあらわれるので、運に左右されると思いました。

 

そのため、個人レッスンを始める前に、体験レッスンをすることに。

 

体験レッスンをしたところ、なんでも褒めてくれる先生で、りくが「ピアノ楽しい!習いたい!」と言うほど。相性がよさそうなので、すぐにその先生にお願いすることにしました。

 

始めて半年弱で感じたことをまとめておくと、、、

 

・毎日の練習に付き合う労力が必要

楽器の上達は毎日の練習が大事ですが、息子が自らピアノに向かうことは皆無。その練習に私がつきあう必要があります。

休日にでかけたときは練習をしない日もありますが、たいていは毎日練習するので、それにつきあう時間をつくるのは、結構親の労力をかける覚悟が必要だなぁと思いました。

 

 

・息子のモチベーション

簡単なうちは、りくも楽しくやっていましたが、難しくなってきた今は、先にピアノを習ってい始めた友だちに追いつきたいという、違うモチベーションで頑張っている感じです。練習できたら褒めるのはもちろん、好きなお菓子をあげたり、練習したらシールを貼って貯めたりしながら、工夫して取り組んでします。

 

好きなことに過集中ですが、ピアノはその対象になっていないかも。ただ、一曲一曲弾けるごとに達成感を味わった笑顔がみられたり、ピアノがあるお友達のお家で自ら演奏を披露したりと、ピアノは嫌いではないと思います。

 

 

・音符は読める模様

今はト音記号ヘ音記号あわせて8音くらいの音符で構成している楽譜をみて、演奏しています。発達障害のある子で、音符読みでつまづくケースがあるようですが、今のところクリアしています。使っている教材が、絵がたくさんあってわかりやすいのと、先生の教え方が上手なおかげかなと感じます。

 

 

みんなのおけいこ(1) 幼児のためのピアノ入門書 ポコの会

みんなのおけいこ(1) 幼児のためのピアノ入門書 ポコの会

 

 

 

初めての課題曲を私が弾いてみせたときに、一音間違っていたら、りくが、「ここはミだよ!」と音符を指して指摘したこともありました。 

 

 

・不器用さの心配は今のところクリア。両手同時になったときが不安

同時に複数する動作が苦手な特性があるのですが、音符をよみながら弾くことはできているみたいです。一度読んだ音符を暗記して弾いているようにも見えます。今はまだ、右手と左手を片方ずつ弾く曲の練習です。両手を同時にひく段階に入ったらできるのか、少し不安があります。3月に発表会があるのですが、披露予定の曲は両手で弾く曲なので、ちょっとドキドキしています。

 

 

さて、ピアノを習う際に、ひとつ気になっていたのが、幼いころからピアノを習うと絶対音感がつくのかどうかということ。幼いころに楽器を習っていた友人何人かにきいたのですが、6人中2人に絶対音感がありました。絶対音感がある二人は、中高で大会に出場したりと、本格的にやっている子です。

 

それで、絶対音感の本を読んでみてわかったのですが、楽器を弾いていれば自然に絶対音感がつくケースは稀で、絶対音感用の特訓をするとよいということがわかりました。2歳〜3歳から始めるのがベストで、少なくとも6歳までに始めないと絶対音感はつかないそうです。

 

 

 

 

5歳にはだいたい聴覚ができあがってしまうので、4歳半をすぎたりくは始めるタイミングは遅いほう。その特訓は毎日する必要がありますが、やる内容は2〜3分。せっかくピアノを毎日練習しているので、この本を参考に絶対音感の取得も目指してみようと思います。

 

絶対音感があれば、耳コピをしたりなど、楽器をひく際に楽しめる幅が広がるかもしれません。

 

まぁ、こちらは、あまり期待しないで取り組みたいと思います。

 

最後に、楽器と脳の発達の相関性についてですが、手先を動かすことは脳によいですし、普段あまりつかわない左手の指を動かすことは、発達によい影響があるのだとは思います。

ただ、毎日練習を続けられる継続力や、一曲を間違わないで弾ききる集中力など、何かひとつのことに打ち込むこと自体が脳の発達によく、これを幼いころから大きくなるまで続けられたこと自体が、頭の回転をよくし、他のことへ取り組む姿勢につながるのかもしれないと感じました。

 

昔ドイツ語を習っていたことがあるのですが、その語学学校には、音楽留学をするためにドイツ語を習っている学生が何人か通っていました。彼女たちと話したところ、毎日4〜8時間練習するのが当たり前とのこと。そのうちのひとりは地方に住んでいて、ホテルに泊まって語学学校に通っていたのですが、ピアノを持ち込んで毎日練習しているし、時々スタジオを借りて練習すると言っていて、驚いた記憶があります。

 

ここまでするのは、今の時点では考えられませんし、継続力や集中力があったからこそ、脳の発達もよかったのかもしれないので、ニワトリが先が玉子が先かの話なような気もします。

 

楽器の習い事によって発達を過度に期待するのではなく、音楽を楽しめる世界を広げることを目的に取り組んでいこうと思います^^。