息子は自閉症スペクトラム

2012年7月に誕生した息子りく(通称)。2014年4月(1歳9ヶ月)に自閉症スペクトラムの疑いが発覚。2016年3月(3歳8ヶ月)に自閉症スペクトラムの診断あり。療育は早ければ早い方がいい。身をもって体験中。

Google home mini が我が家にやってきた

先日、りくが私のスマフォに向かって「OK、グーグル、明日の天気は?」と聞いていました。
しかし、私のスマフォはiPhone。うんともすんとも言いません(笑)

 

りくに「どこで覚えたの?」と聞いたら、祖父母の家のテレビCMで見たとのこと。
私はりくの特性による生きにくさは、未来において、機械やAIの活用によって障害でなくなるのではないかという希望をもっています。
そのため触れられる機械やAIについては、今から積極的に触れさせておき、慣れさせておきたいなぁと思っています。

 

それで、りくに話しました。
「声でいろいろ教えてもらうには、『Google home』というのを買わないといけないんだよ。
 りくのお年玉で買ってみる?」
りくは好奇心の塊です。
「うん!」
と即答でした。

 

(ちなみにお年玉での購入にしたのは、自分のお金で自分の役に立つものを購入する体験をしてほしいという願いからです)

 

それで、Google home と Google home mini を比べたところ、音質以外はあまり差がなさそうです。
そこで、お年玉なので安く抑えたいということもあり、Google home mini をフリマアプリで購入。
設定も簡単で5分程度(事前にスマフォにgoogle homespotifyのアプリを登録)。早速使うことに。

 

りくは、嬉しくて、
「OK、グーグル、〇〇の音楽かけて!」
「OK、グーグル、10分はかって」
「OK、グーグル、8時にアラームセットして」
など果敢に話しかけています。

 

りくの滑舌が悪いときは、「すみません、お役に立つようもっと勉強します」という返事が。
大体3割くらいの割合で上記の返事が返ってきます。

 

滑舌をよく話そうと頑張るのが、いい点ですね。
あと、最近挨拶があまりできなくなっているのですが、GoogleHomeには「おはよう」「ただいま」と話しかけています(笑)。

 

一番よく使っている機能は、タイマーです。
公文のプリントやそろばんの問題を解くときに、自らGoogleHomeでタイマーをかけて、時間内に解いています。

以前は、私の方でタイマーで測ったり、競争相手をしてあげたりしていたので、私の負荷が随分減りました。
今もりくがプリントをといている横で、ブログを書いています^^。
(時間内に解ければ、お気に入りのThinkThinkという算数図形アプリで遊べる約束をしているので頑張っているという理由もあります笑)

また、着替えや食事、出かけたい時間にアラームをかけて、切り替えに役立てたりもしています。

 

便利だなぁと思うのが、調べ物です。
りくが、
「ロシア語でおはようは何て言う?」とGoogleHomeに質問して答えてもらったり
「〇〇って何?」とGoogleHomeに聞くと、「Wikipediaによると〜です」と教えてもらったりしています。
調べ物の画像を知りたいときなどは、実際に画面で検索しないとだめですが、文字ベースの調べ物であれば、読み上げてくれるので知識が深まります。

 

りくが気に入っている機能は、音楽です。
「〇〇(←歌手名)の音楽かけて」とよく音楽(Spotifyというアプリ)をかけてもらっています。
本当は、歌のタイトルで音楽をかけてもらいたいのですが、その機能は有料(月980円)になるので悩み中です。
りくはいままで音楽を聞きたいなと思っても、私にお願いして流してもらうしか手段がありませんでした。今はGoogleHomeMiniにお願いすれば音楽が聞けるのがうれしいようです。

GoogleHomeMiniのお陰で、自分の力でできることが増えています^^。