褒めることと叱ることについて(後編)
『褒めることは8割、注意や叱ることは2割くらいの割合』
できるようになることが増えたときに、つい欲張って口うるさくいろんなことを注意してしまったことがありました。
そうすると、りくは意欲を失ったり、ぐずり気味になったんですよね。
だから、ガラリと成長が見えたときこそ、この割合を思い出すようにしています。
また、りくを見てると、いくら頑張ってもダメなときはダメな一方、あまり頑張ってないのにスルッとできたりすることも多いです。
頑張りが比例するのではなく、発達の準備状態が整ったときに成長するのだなぁと感じています。
また、特性は良くも悪くも色濃く行動に影響しますね。
私自身が一番伸びたときは小学校2年生だったんですが、当時の担任の先生はとにかく私のことを褒めてくれる先生でした。
あの先生にほめられたい一心で、あれもこれもと楽しく挑戦していた気がします。
りくをたくさん褒めている自分を客観視すると、実母にこんなに褒められてない〜と思うことは無きにしもあらずですが(笑)。。。
よい影響を受けた担任の先生を目標に褒めまくってみようと思います。
(命にかかわること、法に触れること、明らかに人を不快にさせる行動はきちんと叱ろうと思います)
余談ですが、療育法のひとつであるABA(応用行動分析)だと、問題行動を無視して、注目を与えずに問題行動を消去する手法があります。これはまだ上手に使えてないです。やっぱりとっさ的に叱ります。
自分の欲求を駄々をこねて通そうというときだけ、無視して要求を聞かないようにこころがけています。これはりくには効果があって、駄々をこねることはめったになくなりました。年齢とともに我慢できるようになったのかもですが💦
ただ、自分自身幼児のころ、自分の希望が通らないと半日くらい不機嫌になることがあったらしいので、そういう意味ではりくのほうが気持ちのコントロールができているかもしれませんね。
それで、『ABA実践マニュアル』を読み返してみたのですが、
イラストでわかる ABA実践マニュアル: 発達障害の子のやる気を引き出す行動療法
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ダメなものはダメと短く伝えるといいとありました。理由をいいながら、長く注意しがちなので、できるだけ短く叱ろうと決意を新たにしました^^。