関東にESDMの専門家が誕生!
ESDM(超早期療育プログラム)のセラピストが関東にも誕生したみたいですね!
ESDMは、生後9ヶ月くらいから3歳までの自閉症スペクトラムの乳幼児を対象とした効果の高い教育法です。
佐賀県の教育家・服巻智子さんが中心になって、佐賀市でこのESDMを導入しています。
記事中にもあるように、ESDMは高い技術と専門性が必要なことから、ライセンスに制限があります。2年前の情報ですが、カリフォルニアの現地で、研修を受講し、許可をもらえた人でないと、ESDMのセラピストになることができません。
多額の研修費用(+渡航費)と一定の期間の研修期間が必要なため、なかなか日本にセラピストがいない状況です。(記事には今まで8名の日本人が取得とあるので、今回誕生した桑野恵介さんで9名になるのですね)
また、日本では地域や医師にもよりますが、自閉症スペクトラムの診断は3歳以降になることが多く、療育の開始もそれ以降となる傾向があります。そのため、ESDMが対象としている年齢がすぎてしまうといった現実があります。
りくが1歳後半で自閉症スペクトラム傾向があるとわかったときに、ESDMを受けたかったのですが、佐賀県など物理的に遠いところにしかなく諦めた経緯があります。
関東に一人誕生したとのことですので、これを機にセラピストの方が増えてくださるといいなと願ってやみません。
また、
・生後9ヶ月くらいから3歳という小さい時期が対象の、効果の高い療育方法がある
・診断後の療育ではなく、自閉症スペクトラム傾向があれば療育開始をする
ということが、もっと知られるといいなと切望しています。
とにかく、セラピストの誕生、とてもうれしいニュースですね。応援しています!