関心がある物へ走り出してしまう衝動がある子の迷子対策
息子のりくは、気になったものをすぐに触りに行く衝動的な特性をもっています。
買い物に行けば、気になる商品の棚に走って行ったり、商品のネームプレートを触って金額を変えてしまったり。
散歩にでかければ、途中で気になる植物があると、繋いだ手をサッと離し、その植物を覗き込んでみたり。
自転車にのるときは、車輪を回してみたくてしょうがないらしく、ペダルをぐるぐる回そうと駆け出します。
そのときに、「ダメ!」とか、「ここにいて!」とか声掛けしても、声が耳に入らないようで、夢中で駆け出します。
3歳になった辺りから、事前にルールを伝えたり、本人に約束事を言わせてみることによって、大分改善はしてきました。
「駐車場のお約束は何だっけ?」(私)
「手を繋いで歩くだよね」(りく)
「お店のお約束は?」(私)
「走らない。モノを触らない。だよ」(りく)
これを繰り返し繰り返し、その場所に行く前に声掛けして、できたら、「よくできたね。ママ助かったわ」と褒め続けました。
#といっても、心に余裕がなくなっているときは、できないと怒ってしまうこともありました。
#そうすると、りくは泣いて、その後はぐずって、他の問題行動をおこすといった悪循環に。
#強く叱るのは、本当に危なかったときだけにしようと、心に誓うとともに、心の余裕がある状態を心がけることにしています。
最近は、多少危なっかしいときはあるものの、散歩や買い物などは一緒にできるようになりました。
でも、「もう大丈夫だなぁ」と安心しているときにあるのが、迷子。
一緒に買物で歩いているときに、ふと気になった商品の棚にあるいていき、振り向いた時にはいなくなっているいうことも。
大抵は、りくが好きそうなお菓子やおもちゃの売り場を探せばいるのですが、そこにいないときは途方に暮れてしまいます。
先日はスーパーで迷子というか、行方不明になり、りくが店外で見つかるということ事件?!が。
かなり冷や汗をかきました。
いくら目を離さないようにしても、いくら言い聞かせていても、一瞬のすきに見失ってしまいます。
かかりつけの児童精神科医の方が言っていたのは、そういう環境におかないということですが、どこにも行かないということは不可能です。
何か対策を考えないとなぁということで、まずはりくと次の「お約束」をしました。
「ママとはぐれたときは、店員さんに「迷子です」と声をかける」
「ママとはぐれたときは、その場所から移動しない。外にはでない」
今は大きな公園やショッピングモールにいった時は、「ママがいなくなったらどうする?」と確認して、「お店の人に迷子ですって言うの!」と答えるよう誘導しています。
あとは、りくが迷子になったときに、鞄などに住所や連絡先を書いたキーホルダーをつけておこうかなぁ。
GPSつきの携帯をもたせるのは、まだ早いなぁと感じるのですが、docomoやauでは、腕時計型のGPS(特定の相手の通話機能あり)もあるらしいので、こちらも検討してみたいと思います。
四六時中目を離さないというのは、特性がある子は特に難しかったりしますよね。
もしも迷子になったときを想定して、何か手をうっておくことは、大事なことだなぁと痛感した出来事でした。
みなさんはお子さんが迷子になったときは、見つけられるようにする工夫はしていますか?
一度考えておくといいかもしれませんね^^。
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