時間を意識する 〜目で見える形で示す〜
息子りくの注意散漫問題。興味のないことはとても時間がかかります。
日々、さまざまな工夫を試行錯誤しています。
前回、前々回にその対策をまとめてきましたが、今回はその第3弾。
「時間を意識すること」の難しさを感じていたのですが、その対策として、1つの方法を知りましたの共有しますね。
幼児は時間の概念があまりないので、何かに時間を使ったら、その分他の時間が減ってしまうということがわかりません。
刺激や能動に任せるままに過ごした結果、その時に本当にやりたかったこと(動画をみる、お菓子を食べる、プラレールで遊ぶetc)の時間がなくなって、朝、強制的に保育園に出かけるといった状態でぐずることがあります。
先日、OT(作業療法)の先生に、気が散ってしまい何事にも時間がかかるという話を吐露したところ、1つの方法を教えてくれました。
それは時計と動作の絵をひも付けて書いてあげて、事前に説明してあげることです。
長い針が6を挿したら着替え(洋服の絵を書く)、長い針が8を挿したら玄関で靴をはき出発(靴の絵)など、絵に書いて説明します。
実際にホワイトボードに書いてやってみたところ、効果てきめん!
時計を何度もみながら、時間どおりに動くことができました。
ちなみに、このやり方は視覚情報から行動をうながすTEACCHという療法のやり方です。自閉症スペクトラムの子の特性として、視覚優位で目で見えない情報を察しにくいといったものがあります。そういう意味ではわかってもらいたい情報を目で見える形で示すのは、理にかなっているやり方ですよね。
TEACCHに関してはかじった程度なので、もう少し詳しく知ってみようかなと思います。
少しずつでも改善できると、大きな進歩になることを信じて、取り組んでいきます。なにかまたよい方法があったら、シェアしますね。
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